ボスのMP調査続き:ボスのMPをゼロにできるか
以前の動画で、戦役やボス戦の敵がMPを持つのかどうか調査しました。
今回はそこから引き続きMP関連なのですが、
ボスにはMPが設定されているようでしたので、
今回はボスのMPを0にすることができるかどうか、
それによってスキルが打てなくなるのかどうかを調査してみました。
ボス戦のMPについてわかっていること
まずはチャレンジする前に、
ボス戦のMPについて分かっていることをおさらいしてみましょう。
ボスの最大MPですが、
MPのゲージはないものの、MPの値は設定されていることが確認できています。
ボスがスキルを使用していない時のMPが50,000であったことから、
最大MPが50,000であることは間違いないと思います。
また、大火龍術のスキルを使った時の残りMPが49,650でしたので、
大火龍術で使用するMPが350であることも分かっています。
もしかしたらボスにMP自然回復が実装されている可能性はありますが、
ターン開始時の回復している表記がないため、自然回復はないものと考えましょう。
ボス戦のMPを減らしていく方法
1.敵に大火龍術を使わせてMP切れを待つ
次にボスのMPを減らしていく方法ですが、
ボスのMPが尽きるまで大火龍術を使用させる方法は現実的ではありません。
というのも、ボス戦では40ターン目にボスが逃走しますので、
戦えるターン数は最大でも40ターンとなります。
その間にボスがスキルを使用できるのは13回となる計算です。
大火龍術一回で消費するMPは350ですので、
これでは4,550しかMPを減らすことができません。
そのため、他の方法でボスのMPを減らしていく必要があります。
そして、それが可能な現状で唯一のキャラクターが主将(謀士)となっています。
2.主将(謀士)のスキルを使ってMPを減らす
主将(謀士)のスキルの一つ、吸星奪魂の効果で、
「敵の最大MPを15%減少させ、自分の最大MPの15%を回復する」とあります。
ちなみに減少させる割合は吸星奪魂のスキルレベルが7の場合で、
レベルによって割合は違ってくるようです。
この説明文だけでは効果を正しく把握することができないため、
実際にスキルを使用して確認してみました。
主将(謀士)に吸星奪魂のみをセットして切磋に挑んでみたところ、
スキルによって相手のMPを減少させていることが確認できました。
ですが、最大MPではなく残りMPを減少させているようです。
また、4ターン目に使用した2回目の吸星奪魂を確認すると、
相手のMPを541減少させていました。
最大MPが3,610でしたので、
ちょうど最大MPの15%分減少させていることがわかります。
そして主将(謀士)が回復したMPは14,906ですが、
これは主将(謀士)の最大MPの15%分となっています。
さらにMPの吸収が発生してから攻撃ダメージが発生しています。
これらのことから、吸星奪魂の正しいスキル説明文としては、
「敵1名のMPを最大MP15%分減少させ、自分のMPを最大MP15%分回復。
さらに同じ相手に法術ダメージを与える」となるかと思われます。
ちなみにここで不具合が見つかりました。
この検証中に吸星奪魂で減らしたMPは541でしたが、
画面下に表示される戦闘メッセージには違った数値が表示されていました。
減らしたMPの数値が回復したMPと同じ値になっているため、
どれだけ相手のMPを減らすことができたかの数字が正しくありませんでした。
実際に減らしたMPではない数値が表示されていますので、
この部分は不具合だと思われます。
小生が調べた限りだと、相手のMPを減らせるのは主将(謀士)だけのようです。
今後相手のMPを減少させられる副将が登場してくるかもしれませんが、
5周年を迎えてもまだ1名も実装されていないところを見ると、
MPにダメージを与える副将は今後も登場しないかもしれません。
ボスのMPをゼロにしてみる
吸星奪魂の効果を確認できたところで、
いよいよボスのMPを0にできるかどうかの調査に入ります。
下準備として、主将(謀士)のスキルには吸星奪魂だけをセットしておきます。
現在のスキルレベルだと敵のMPを固定で15%減少させられるので、
7回吸星奪魂を使用すればMPを100%以上減らせる計算になります。
スキル2も使用していると26ターン目までかかってしまいますので、
主将(謀士)のスキルは吸星奪魂のみにしておきます。
セットしているスキルが1つだけだと3ターンに1回発動できるので、
19ターン目には7回目の吸星奪魂が発動できます。
上手くいけば19ターン目にボスのMPが0になって、
そこからボスは大火龍術を使用してこなくなるのではないでしょうか。
なお、ボス戦で主将をそれだけ長いターン生存させるため、
できるだけ主将(謀士)の耐久力を上げておきます。
果たして、ボスのMPが無くなって大火龍術を使わなくなるのか、
実際に確かめてみましょう。
戦闘の進み方としては、
主将が3ターンに1回吸星奪魂を使用してボスのMPを減らし、
同じターンにボスが大火龍術を使用してきます。
大火龍術で主将(謀士)が眩暈になることもありますが、
眩暈になっているターンはもともとスキルを使用しないため問題ありません。
今のところは主将(謀士)のスキルに合わせてボスもスキルを使用してきますが、
MPが0になるであろう19ターン目からどうなっていくでしょうか。
19ターン目以降、ボスは大火龍術を使ってこなくなりました。
狙った通り、ボスのMPが0になったものと思われます。
このまま40ターン目まで戦闘を確認してみましたが、
19ターン目以降はボスが大火龍術を使うことはなく、
最後の40ターン目まで通常攻撃のみになっていました。
思った通り主将(謀士)の吸星奪魂を使うことで、
ボスのMPを0になるまで減らすことに成功しました。
さて、問題はここからですが…
これを実際の攻略に活用できるかどうかと聞かれると、
残念ながら小生にはこれを活用できる戦術が思いつきませんでした。
主将にセットできるスキルが1つだけになり、
さらに19ターン目まで生存させる必要がありますので、
それをカバーしながら戦うのが非常に難しく、
さらにMPを枯渇させても通常攻撃をしてきます。
そのためMPを0にする労力に対するリターンを得られない、
というのが小生が得た結論です。
もし興味が沸いた方がいらっしゃいましたら、
ぜひ一度試してみて、これを活かせる戦略が見つかったら共有いただけますと幸いです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回はボスのMPを減らして0にすることに挑戦してみました。
実際にボスのMPを0にすると、ボスは大火龍術を使ってこなくなりました。
これを使った戦術の発見には至りませんでしたが、
MPの仕様について新たな発見を得ることができました。
また、吸星奪魂のスキル説明文やメッセージ表記にも問題があることが分かりました。
もしこれが運営さんの目についてメッセージ表記が修正されれば、
敵の最大MPを調査しやすくなるのですが…
まぁそれはあまり期待しないでおきましょう。