畜力とは
畜力とは放置少女の世界における有益状態のうちの1つで、
付与された対象の攻撃力と状態異常耐性を上昇させる効果があります。
畜力の効果① 攻撃力上昇
攻撃力の上昇については暴走の解説動画でも紹介しましたが、
基本的には相手に与えるダメージに直結する効果となっています。
筋力値などによる防御無視ダメージなどは増加しないですが、
基本的なスキルのダメージはほとんど上昇することになります。
上昇する攻撃力の割合はスキルを使うキャラごとに異なりますが、
魯班のUR閃アバターを例に挙げると
スキル1で付与される畜力は攻撃力が100%上昇しますので、
魯班が与えるダメージは畜力によって2倍になる計算になります。
妲己のUR閃アバターのスキル1では攻撃力が60%上昇する畜力を付与しますので、
付与された味方の攻撃力は1.6倍になります。
同じ名前の有益状態は効果が重ならず
同時に付与しようとするとターンが長いほうの効果で上書きされてしまいます。
魯班と妲己を同時に陣営に入れると魯班の畜力が妲己の畜力で上書きされてしまうため、
相性が悪い組み合わせの代表例となるでしょう。
畜力の効果② 状態異常耐性の上昇
畜力のもう一つの効果は、状態異常耐性の上昇です。
状態異常耐性とは文字通り状態異常に対する耐性のことを指します。
放置少女における状態異常はデバフ状態と罪悪状態の2種類ありますが、
どちらも状態異常耐性によって受けにくくすることが可能です。
例えば小生の公孫サンは虹色の耳飾りを装備しているので
通常時の状態異常耐性は10%となっています。
ここで妲己が公孫サンに畜力を付与すると、
公孫サンの状態異常耐性は元々の10%と畜力による60%を足した70%となります。
この状態になると、敵からデバフを受けてしまう状況でも
70%の確率でデバフを受けずに済むようになります。
状態異常耐性とデバフの付与率
この判定はあくまでも「相手からデバフを付与される時点」で行われます。
ここがちょっと紛らわしいところなのですが、
相手のデバフ付与率を耐性に応じて下げるわけではありません。
例えば孔明がスキル1で相手に燃焼を付与する確率は50%なのですが、
状態異常耐性はこの確率を耐性の割合分下げるわけではなく、
デバフがかかる、となった時に耐性の確率でデバフにならなくなります。
状態異常耐性70%の公孫サンが、燃焼を50%で付与する孔明に攻撃された場合、
まずは燃焼を付与できるかどうかの判定が先に行われます。
その後状態異常耐性によって燃焼にならずにすむかどうか判定されます。
燃焼の付与率を下げて0%にするわけではありませんので、
確率は低くなるものの、耐性が100%でない限りはデバフにかかる可能性があります。
状態異常耐性と(状態異常)耐性無視
この状態異常耐性は、状態異常耐性無視によって減少させられます。
例えばネロの場合、パッシブスキルで耐性無視が65%上昇します。
先ほど紹介した公孫サンの状態異常耐性は70%になっていますが、
ネロの耐性無視が65%あるため、5%相当の効力しか発揮しない状態となります。
耐性無視を考慮した状態異常耐性が1%でもあれば
相手からのデバフ・罪悪状態を防ぐことができる可能性が出てくるのですが、
状態異常耐性が大きく下げられた状態となってしまうため
耐性無視を持った副将からのデバフには充分に注意するようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は有益状態の畜力について紹介しました。
最近はMR副将の実装にともなって罪悪状態も増えてきていますが、
状態異常耐性を上昇できる畜力は罪悪状態に対抗する方法の1つと言えます。
もともと状態異常耐性が高い副将と組み合わせることで
耐性無視を持つ副将からのデバフ・罪悪状態も防げる可能性が高くなりますので、
該当する副将がいる場合には戦略の1つとして検討してみるのもいいかと思います。
それ以外にも戦役・ボス戦などでの攻撃力増加としても優秀ですので
使える副将がいる場合には有効活用してあげてください。