聖護状態・罪悪状態について
今回は、聖護状態・罪悪状態に共通している挙動について、
バフやデバフとの関係性などを含めて紹介したいと思います。
有益状態・デバフについて
まずは聖護状態と罪悪状態について紹介する前に、
有益状態とデバフ状態について説明させていただきます。
充分理解されている人が多いかもしれませんが、
聖護状態・罪悪状態と共通する部分も多いため、ここでご紹介いたします。
有益状態とは
有益状態とは、付与された対象に対して有利な効果を与える状態で、
戦闘中に付与されていると緑色の文字で表示されます。
「バフ」、もしくは「緑バフ」と呼ばれることもあります。
スキルによって自分もしくは味方の副将にバフを付与することができます。
デメリットが存在するものも一部存在しますが、
基本的には付与されていることで戦闘を有利に進めることができます。
スキルの中には相手の有益状態を解除するスキルもありますので、
有益状態を利用する場合には注意が必要です。
デバフ状態とは
それに対して、不利な効果を与える効果はデバフ状態と呼ばれます。
単に「デバフ」と呼ばれることの方が多いかもしれません。
こちらはスキルによって相手から付与されるもので、
デバフ状態になることは基本的にデメリットとなります。
非常に強力で突破が困難な敵であっても、
複数のデバフを付与することで突破の糸口が見えてくることがあるかもしれません。
また、副将のステータスには「状態異常耐性」というものがあり、
これが高いと相手からデバフを受けづらくなります。
もしデバフ状態になってしまった場合、ターンの経過で解除されるのを待つ以外にも
デバフを解除するスキルを使って解除する方法もあります。
有益状態とデバフに共通する内容
バフとデバフ、どちらの場合でも
付与されている副将のターンが終わると効果が1ターンずつ短くなり、
残り1ターンの状態で行動すると、行動終了時にその効果はなくなってしまいます。
それ以外にも、撃破された時に復活できる副将の場合であれば、
付与されていたバフ・デバフは復活する瞬間に全て解除された状態となります。
また、同じ名前の効果は同時に付与することができません。
同じ名前のバフ・デバフを付与しようとした場合、
基本的にはあとから付与する効果で上書きされてしまいます。
もとの効果の方が長い場合だけは上書きされずに効果が続きますが、
基本的にはどちらかが無駄になってしまう点には注意しましょう。
聖護状態について
それでは聖護状態について説明していきましょう。
聖護状態は有益状態と同じく味方に有利な状態を付与する効果となっています。
戦闘中に表示される文字が青色ですので、青バフと呼ばれることもあります。
聖護状態の特徴として、
1.同じ名前の有益状態より付与される効果が強力である
2.同じ名前の有益状態より優先される
3.有益状態を解除できるスキルでも聖護状態は解除できない
といったことが挙げられます。
聖護状態と有益状態を比較
有益状態と聖護状態には、どちらにも同じ名前の効果があるものが存在します。
「奮起」「援護」「影甲」「雷鎧」といった効果が該当します。
これらの効果を有益状態と聖護状態のものでそれぞれ比較してみた場合、
聖護状態のものの方が多くの効果を発動します。
例えば奮起であれば攻撃力と防御力が上昇しますが、
聖護状態の奮起にはさらに基礎ステータスを増加させる効果が追加されています。
援護であれば受けるダメージ減少とダメージ反射増加の効果がありますが
聖護状態の援護には、攻撃してきた相手を罪悪流血状態にする効果があります
このように、有益状態と聖護状態で同じ名前の効果があった場合には
聖護状態の方がより多くの効果を付与する傾向にあります。
また、付与されている有益状態と同じ有益状態をさらに付与しようとした場合には、
先ほど紹介した通り、基本的には後から付与する効果で上書きされますが
元の有益状態の残りターンが長い場合には上書きされません。
ですが、2つのうち片方が有益状態ではなく聖護状態だった場合、
残りターン数に関係なく、聖護状態が優先されるようになります。
もともと有益状態があった場合には同じ名前の聖護状態に上書きされ、
聖護状態だった場合には、同じ名前の有益状態には上書きされません。
さらに、相手の有益状態を解除できるスキルであっても
聖護状態を解除することができません。
「聖護状態を解除する」と明記されたスキルでないと解除できないため、
聖護状態は有益状態に比べて非常に解除されにくくなっています。
これらの特徴から、聖護状態は有益状態の強化版
もしくは上位互換と言われる状況にあります。
罪悪状態について
罪悪状態も同様に、デバフ状態の強化版のような位置付けにあります。
デバフ状態と罪悪状態を比較すると、
同じ名前のデバフ状態より罪悪状態の方が効果の種類が多く、
デバフ状態は同じ名前の罪悪状態で上書きされますが、
罪悪状態はデバフ状態で上書きされません。
また、デバフ状態を解除するスキルでは、罪悪状態を解除することができません。
罪悪状態を解除するためには罪悪状態を解除できるスキルが必要となるため、
付与されてしまうと、デバフ状態より対応が難しい効果となっています。
復活可能な副将が撃破されたときには、罪悪状態も解除された状態で復活できますが、
有益状態・聖護状態も解除された状態になる点には注意しましょう。
状態異常(デバフ+罪悪状態)
デバフ状態と罪悪状態については、まとめて異常状態として扱われます。
副将のステータスに「状態異常耐性」というステータスがありますが、
このステータスが高いほど相手から状態異常を受けにくくなります。
デバフ状態・罪悪状態のどちらも異常状態のくくりに含まれますので、
罪悪状態であっても状態異常耐性によってかかりづらくなります。
罪悪状態は一度付与されてしまうと解除することが難しいため、
可能であれば状態異常耐性の高さで対抗するという方法も対策方法の候補に挙がります。
ですが、罪悪状態を使う副将の中には
状態異常耐性を無視できるステータスを持つ副将も存在します。
相手が状態異常耐性無視を持っている場合、
そのステータス分こちらの状態異常耐性を無視してきますので、
こちらも万能な対策方法ではないことに注意しましょう。
聖護状態と有益状態、デバフと罪悪状態
これまで見ていただいた通り、
聖護状態と罪悪状態は有益状態・デバフ状態より強力な効果となっています。
ただし、聖護状態と罪悪状態は誰でも使えるわけではなく、
現在はレアリティがMRの副将だけが使える状態となっています。
今後新しいMR副将とともに新たな聖護状態・罪悪状態も実装されると思われますが、
MR副将にしか実装されないと明言されているわけではありませんので、
縁定スキルなどにも実装される可能性があるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は聖護状態・罪悪状態の基本的な仕様について紹介しました。
バフと聖護状態、デバフと罪悪状態の関係性などについて、
少しでも理解の助けになれば幸いです。