放置少女

劉備のMRアバター実装!UR閃からどれくらい変わったかを確認しましょう

12月23日、劉備にMRアバターが実装されました。

UR閃の時代でも非常に重宝されていた劉備ですが、MRアバターになってどれくらい強化されたのかを確認してみましょう。

UR閃アバターでの劉備の性能

まずはMRアバター実装前の状態(UR閃アバター)での性能を確認しておきましょう。

劉備の最大の特徴は鼓舞だといっても過言ではないかと思います。

劉備(UR閃)のスキル1

スキル1で味方6名に対して鼓舞を付与します。

鼓舞は攻撃力と防御力を上昇させる有益状態で、その性能は劉備のステータスが基準となります。
簡単に言えば、劉備が強いほど鼓舞も強くなります。

また、スキル1を発動する時の味方人数によっても効果量が変わり、味方人数が少ない時ほど鼓舞の性能は高くなります。

鼓舞による攻撃力と防御力の上昇量ですが、
UR閃の時点では攻撃力が劉備の最大攻撃力30%〜60%。
防御力が劉備の防御力の80%〜160%分だけ上昇します。

さらにオマケ程度ですが、味方1名のデバフを解除する効果もあります。
戦役などではあまり注目されませんが、対人戦などで地味に効果を発揮する場面があるかもしれません。

鼓舞の性質

劉備のスキル1で付与される鼓舞には他のバフと大きく異なる性質が2つあります。

  • 効果量が倍率ではなく加算で計算されること
  • 効果量が劉備のステータスで計算されること

それぞれについて確認しておきましょう。

効果量が加算で計算される

ほとんどのバフは付与された副将のステータスに対して割合で効果量が発生します。
そのため付与された副将が強くないと効果を充分に発揮できません。

それに対して、鼓舞だけは割合ではなく数値が加算される形で効果が発生します。
そのため充分に強力な鼓舞を付与することができれば、もともと弱い副将でもかなり高い攻撃力を得ることが可能です。

効果量が劉備のステータスで計算される

劉備のスキル1を紹介するときにも触れたように、鼓舞の性能は劉備のステータスによって決まります。
そのため、鼓舞を最大限に活用するためには劉備の育成が必要不可欠です。
その代わりに、劉備をしっかり強化しておけば強力な鼓舞をばら撒けるので、味方の能力を一気に引き上げることが可能です。

効果量の基準となる劉備のステータスはバフによる増加も反映される

また、鼓舞の基準となる劉備の攻撃力/防御力には、バフの効果もしっかり反映されます。

たとえば劉備に攻撃力が2倍になる暴走が付与されていれば、基準となる劉備の最大攻撃力も2倍になりますので、鼓舞の効果も2倍になります。
暴走だけでなく畜力・祝福も付与されていれば、鼓舞はさらに強力になります。
そんな状態で付与された強力な鼓舞に対しても暴走などの攻撃力上昇は効果を発揮します。
そのため鼓舞と他のバフは非常に大きな相乗効果を発揮してくれます。

鼓舞と他のバフが同時にかかった場合の効果については、以前にも詳しく紹介しています。
詳しくは過去の記事をご覧ください。

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MRアバター劉備

それでは劉備がMRアバターの実装によってどのように変わったのかを見ていきましょう。

パッシブスキル

UR閃の時点では+60%だった攻撃力が+72%に上昇しました。
確かに攻撃力は上がっていますが、パッシブスキルの攻撃力上昇は覚醒による攻撃力上昇などに埋もれてしまうため、この部分はそれほど大きな影響にはなりません。

MR化したことで特に大きい点としては、1回ですが復活できるようになる点です。

覚醒+7になることで復活可能になるパッシブスキルが解放されます。

復活時に存恤状態になりますが、撃破前に存恤だった場合は光輪状態も追加されます。

撃破前に存恤状態になるためには縁定スキルを解放している必要がありますので、光輪状態を活用するためには縁定スキルの解放が必須となります。

対人戦では復活による恩恵は非常に大きいでしょうが、こと戦役やボス2ターンキルではそれほど重要ではありません。
そのため戦役やボス戦に限って言えば、無理に覚醒+7まで進める必要はなさそうです。

スキル1

もともとスキル1では鼓舞を付与していましたが、MRアバターになって力拒状態も付与できるようになりました。
(力拒:筋力値×2.5倍の攻撃力ダメージを減少)

さらに劉備が存恤状態の場合、味方1名に天授状態も付与することができます。

存恤状態は復活するか縁定スキルによって発動することになるため、発動条件はかなり厳しめといえるでしょう。

鼓舞については聖護状態になりましたが、攻撃力と防御力の上昇量はUR閃の頃と変わりません。
ただし、鼓舞が聖護状態になったことと、鼓舞によりメインステータスを上昇させられる点が大きな違いとなります。

鼓舞が聖護状態に

鼓舞がバフではなく聖護状態になりました。
これだけでもバフ剥がしを受けなくなるという大きなメリットがあります。

最近の対人戦では当たり前のようにバフはがしを受けてしまうため、剥がされにくい聖護状態になるだけでも恩恵は大きいです。

鼓舞によってメインステータスが上昇する

鼓舞が聖護状態になり、攻撃力・防御力だけでなくメインステータスも上昇できるようになりました。

メインステータスの上昇量は劉備の筋力値20%~40%(味方人数が減るごとに4%増加する)。

すべての基礎ステータスが上昇するわけではないですが、職業に関係なくメインステータスを上げられるので充分でしょう。

スキル2

スキル2は敵6名に攻撃します。

ダメージ倍率が500%から800%と大きく伸びるだけでなく、8倍の筋力値ダメージも追加されました。
さらに存恤状態だと最大攻撃力100%分の攻撃力ダメージまで加算されます。

スキル1、スキル2ともに存恤状態だと効果がより強力になるため、今まで重視されなかった縁定スキルもかなり重要となりました。

戦役/ボス戦ではMRアバター化でどれくらい恩恵を受けるのか

劉備がMRアバターになることで、戦役がどれくらい変わってくるでしょうか。

結論から言うと、

  • 190以前:MR化は不要
  • 195以前:それなりに重要
  • 196ステージ以降:非常に重要

といったところになります。

190ステージ以前

基本的にはMRアバターの恩恵はほとんど受けません。
というのも敵に基礎ステータスが設定されていないため、メインステータスを上げる必要性が低いからです。
また、鼓舞が通常のバフであっても剥がされる心配がありません。
鼓舞による攻撃力上昇の倍率が変わらなかったのも痛いですね。

受けられる恩恵としては、

  • 劉備自身の攻撃力上昇
  • 鼓舞のメインステータス増加による攻撃力上昇(効果小)
  • (縁定スキル解放時)存恤による筋力ダメージ追加(効果小)

といったあたりです。

いずれもMRアバターを登用するためのコストを考えると効果が小さいものばかりです。

正直なところ、とりあえずURもしくはUR閃アバターまで登用できていれば充分です。

191~195ステージ

このあたりからようやく鼓舞の聖護化が日の目を見ることになります。

基本的には190ステージまでと同じく、UR閃の状態でも活躍させることは可能です。

190ステージまでとの違いは、敵がスキルでこちらの有益状態を毎回2つずつ解除してくることです。
もちろん鼓舞であっても、有益状態であれば解除されてしまいます。

ところが聖護状態であれば解除されません。
敵のスキルを何度受けたとしても、聖護鼓舞であれば解除される心配が無い点は大きなメリットです。

ですが、今までに劉備がUR閃であっても活躍させられる方法がいくつか見出されています。
それらを活用すれば、劉備はあえてMRでなくても問題ないと言えるかもしれません。

ですが、先に言うと196以降では劉備はMRアバターにならないと役に立ちません。

196ステージ以降を見据えて登用してしまうのも悪くはありません。

196ステージ以降

196ステージ以降の敵は、全員が攻心状態で登場します。

この状態だと、相手から攻撃された時だけでなく、こちらから攻撃する時にもこちらの有益状態がすべて解除されてしまいます。
しかも解除タイミングは攻撃前なので、有益状態は一切役に立ちません。
そのため劉備がUR閃である限り、196ステージでは活躍することができません。

MRアバターになれば鼓舞が聖護状態になりますので、戦役での戦闘で解除されることがなくなります。
ここでようやく劉備が戦役の陣営に復帰することができるというわけです。

また、196ステージ以降は戦役の敵に基礎ステータスが設定されるようになります。
そのため鼓舞(聖護)のメインステータス上昇もしっかり恩恵を受けることができます。

まとめ

劉備のMRアバターが戦役で必要かどうかは、196ステージ以降を意識するかどうかとなります。

…似たようなことを、ニヴィアンの時にも言ったような気がします。
有益状態から聖護状態になってちょっとしたオマケが追加されると考えれば、どうしてもそんな評価になってしまうかと思われます。

もちろん好きで登用したり、少しでも戦役を有利に進められるように登用すること自体は全然悪くありません。

必要性が低いのに無理して登用して元宝がなくなってしまうくらいなら、他に優先度が高い部分のために温存しておくことも必要です。

状況によってはUR閃、あるいはURまで登用すれば充分に恩恵を受けられますので、しっかり考えてから登用するようにしましょう。

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