2023年7月31日のメンテナンスで「災厄状態」というカテゴリーがしれっと追加されていました。
そしてはじめての災厄状態として「封魂」が追加されています。
そこで今回は「災厄状態」と「封魂」の効果について解説します。
災厄状態とは
まずは新たなカテゴリーである「災厄状態」です。
「さいやく」状態・・・「ざいあく」状態と響きが似てますね・・・
災厄状態はデバフ・罪悪状態と同じく対象に不利な効果を与える状態です。
デバフ・罪悪状態と比較すると、以下のような特徴があります。
- 異常状態を解除する効果を使っても解除できない
- 状態異常耐性で無効化することができない
- 狂乱や花詞といった状態で防ぐことができない
- 致死ダメージ無視でも解除できない
と、なかなかぶっ飛んだ性能になっています。
そのため大雑把な解釈としては、
- デバフ・罪悪状態の上位互換
- 白バフ(特殊状態)に対して紫デバフ(災厄状態)
という認識で問題ないかと思います。
とはいえ特殊状態とは違い、
災厄状態の説明文には「解除できない」という文言がありません。
そのため数か月もすれば、
致死ダメージ無視のときに災厄状態を解除できたり
味方の災厄状態をスキルで解除できたりする副将が実装されてくるかと思われます。
封魂状態とは
次は封魂状態について解説していきます。
封魂状態には大きく3つの効果があります。
1つ目はHP吸収のステータスを減少する効果、
2つ目はターン開始時と攻撃時にダメージを与える効果、
そして3つ目は復活したタイミングでも解除されない効果です。
HP吸収を減少させる
1つ目はHP吸収を減少させる効果です。
敵が攻撃してくるときのHP回復を阻害しますので、
2番目の効果であるダメージを与える時に撃破を狙いやすくなります。
相手のスキルにあるHP回復を阻害する効果はありませんが、
それでも敵が攻撃するときにダメージを与える効果と相性がいいものとなっています。
ターン開始時・攻撃時にダメージを与える
2つ目の効果ですが、
相手が封魂状態だとターン開始時と攻撃時にダメージを与えます。
与えるダメージは、直前のスキルによるダメージの50%です。
こちらが相手に付与した時の挙動で言えば、
相手のターンが始まるときと、相手が攻撃してくるときです。
燃焼のようなダメージの与え方をするのですが、
相手のターンが開始するときにダメージを与えるだけでなく、
相手が攻撃してくるときにも封魂状態でダメージを与えられます。
1つ目の効果でHP吸収を減少させていますので、
相手が攻撃してきた時に封魂でどんどんダメージを与えることが可能です。
封魂でのダメージを伸ばすには付与する副将の育成は不可欠ですが、
しっかり育成した副将による封魂ならそのダメージはかなり大きくなります。
封魂ダメージの計算方法
ちなみに封魂のダメージ計算は燃焼と同じで、
封魂の計算元となる基本ダメージは援護や風破によってダメージが増減する前のダメージです。
そして封魂のダメージ自体も援護などの状態によって軽減されることはありません。
(ただし法術バリアや影甲によるダメージ吸収は有効です。)
マーリンのスキル1で1000万のダメージを与えられる場合で計算してみます。
相手のレオニダス1世が「烈陣(ダメージ50%減)」と「援護(ダメージ50%減)」状態を想定します。
ダメージ減少量は合計75%です。マーリンのスキル1で与えられる1000万のダメージは、烈陣と援護で250万まで減少します。
ですが封魂のダメージは元の1000万の50%ですので、500万となります。
最近の副将は当たり前のように特殊状態でダメージを減少してきますが、
封魂ダメージはそういったダメージ減少を無視してダメージを与えられます。
そのため封魂によるダメージは存外に大きく感じられます。
そういった点も現環境で非常に優秀な効果といえるでしょう。
復活時に解除されない
そして3つ目の効果に「復活したタイミングで解除されない」というものがあります。
本来撃破された副将が復活したらバフやデバフはすべて解除されます。
おそらく災厄状態も同時に解除されるはずなのですが、
封魂には復活しても効果が残り続けるという追加効果が設定されています。
そのため敵からすれば解除する方法がないというトンデモ状態です。
数か月もすれば致死ダメージ無視が発動したときに災厄状態を解除できる副将や
味方の災厄状態を解除できる副将が実装されてくるかと思われますが、
それまでは対策がほぼ不可能となっております。
封魂の対策
現状で取れる対策としては、相手からの攻撃を受けないことです。
残影状態なら封魂の付与を回避することができますが、
スキル1には聖護状態を解除する機能もありますので、
ケイ以外は実質対応できないという状況です。
もしくは封魂を受ける前提で考えると、
スキルで攻撃しながらHPを回復できる副将なら対抗手段になりそうです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は新しく追加された「災厄状態」「封魂」について解説しました。
「聖護状態」「罪悪状態」の追加は生放送で告知していたのに、
なぜ「災厄状態」の追加は一切告知がなかったのでしょうか…
ともかく実装されたものを無かったことにはできませんので、
しっかり理解しておくことに越したことはありません。
「災厄状態」「封魂」についてもしっかり理解しておきましょう。