今回は状態異常耐性について紹介します。
関連が深い状態異常耐性無視についてもあわせて紹介していきます。
異常状態
まずは異常状態について確認しておきましょう。
異常状態とはデバフと罪悪状態の2つを指す言葉で、
どちらも付与した相手に不利な効果を与える状態です。
状態異常と呼びたくなる気持ちが少なからずありますが、
ここはゲーム内の表記にのっとって「異常状態」で紹介します。
相手に異常状態を付与できるスキルは数多くあり、
それぞれに異常状態を付与できる確率が設定されています。
多くのスキルでは異常状態を付与する確率は100%ですが、
低レアの副将を中心に、付与率が100%ではないスキルもあります。
例えば李斯の場合、燃焼を付与する確率は100%ですが
封印を付与する確率は20%となっています。
燃焼状態の相手によって封印の付与率は変わってきますが、そこは今回のメインではないので省略しましょう。
状態異常耐性
次は状態異常耐性について解説します。
状態異常耐性とは異常状態へのなりにくさを示すステータスで、
このステータスの%だけ異常状態にならなくなります。
例えば状態異常耐性が30%であれば30%の確率で異常状態になりませんし、
状態異常耐性が100%であれば敵から異常状態を受けなくなります。
受けなくなるのは異常状態ですので、
デバフと罪悪状態のどちらも防ぐことが可能です。
状態異常耐性は通常だとゼロなのですが、
一部の副将はパッシブスキルを解放することで上昇します。
他にも私装の耳飾りを装備させることで最大10%上昇しますし、
戦闘中に畜力などのバフや特殊状態でも上昇させることができます。
パッシブスキルや有益状態によっては100%を超えることもありますが、
100%以上であれば異常状態を100%防げます。
奥義を解放することでも状態異常耐性を上昇させることはできますが、
レアリティが高く優先度はそれほど高くない副将が多いですので
奥義解放で上昇させられるのは重課金者以上に限定されるでしょう。
ちなみに小生も状態異常耐性の奥義は1つも解放できていません。
異常状態の付与率と状態異常耐性
この状態異常耐性で誤解されやすい部分ですが、
状態異常耐性は異常状態にかかる確率を減らすもので、
相手のデバフの成功率を下げるものではありません。
ちょっとややこしいので、実例を出して確認してみましょう。
攻撃側はSSRの丁奉で、スキル1で相手を攻撃します。
丁奉のスキル1は70%の確率で相手を眩暈状態にします。
対する防御側はパッシブスキルで状態異常耐性が75%になっているアウグストゥスです。
この時アウグストゥスが眩暈になる確率はどのくらいでしょうか。
一見すると眩暈になる確率よりも状態異常耐性のほうが高いので
アウグストゥスは眩暈にならないような気がするかもしれません。
ですが、この条件でもアウグストゥスは眩暈になる可能性があります。
アウグストゥスが眩暈になるかどうかの判定は2段階で行われています。
最初に丁奉のスキル1による眩暈が成功するかどうかが判定されて、
そのあと状態異常耐性によって眩暈の付与が失敗するかどうかが判定されます。
そのためアウグストゥスが眩暈になる確率は
70%×(100%-25%)なので17.5%ということになります。
70%と比べるとかなり異常状態にはかかりづらくなりますが
それでもゼロにはなりませんので注意は必要です。
状態異常耐性無視
最後は状態異常耐性無視について解説します。
状態異常耐性無視とはその名の通り、
相手の状態異常耐性を無視することができる性能です。
具体的には状態異常耐性無視を持つ副将が攻撃する場合、
攻撃対象の状態異常耐性を耐性無視のステータスだけ下げて判定します。
そのため状態異常耐性を持つ相手に対する専用のステータスとなっています。
例えば源博雅の場合、
パッシブスキルによって状態異常耐性無視が65%上昇します。
状態異常耐性無視65%の源博雅が状態異常耐性75%のアウグストゥスに攻撃する場合、
源博雅が攻撃する瞬間だけアウグストゥスの状態異常耐性が下がります。
源博雅とアウグストゥスの場合、
アウグストゥスの状態異常耐性は10%まで下がることになります。
そのため90%の確率で撃砕の付与に成功します。
これによって状態異常耐性が100%以上になっている相手に対しても
異常状態を付与できる可能性が出てくるのです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回は状態異常耐性と状態異常耐性無視について解説しました。
少々複雑で分かりづらい仕様もありますが、
戦闘では非常に重要な部分でもありますので
なるべく仕様を把握しておくことをおすすめします。