https://youtu.be/-54tF9RUZ3g
2021年7月13日、新レアリティであるMRと、
MRの副将第一弾であるカエサルが実装されました。
新レアリティの副将だけあって性能もかなり強力で、
攻撃性能だけでなく、防御性能についても非常に強力になっています。
その防御性能の中で、今回は筋力ダメージ減少の部分について検証してきました。
カエサルのパッシブスキルに、筋力ダメージを減少させる効果があるのですが、
この減少割合は物理防御力によって増減するようです。
はたしてこれは物理防御貫通や撃砕の影響を受けるのでしょうか。
まずは検証を行った条件を紹介します。
今回の検証で相手のカエサルに攻撃をしたのは荊軻と孟達の2名です。
荊軻は攻撃前に100%の確率で相手に撃砕を付与することができる副将で、
孟達はSSRながら筋力値によるダメージを与えられる副将です。
荊軻の撃砕が付与したかどうかでダメージの増減を確認して、
撃砕によって筋力ダメージが増減するかどうかを確認していきます。
まずは協力いただいたカエサルのステータスですが、
真髄共鳴ステータスに記載された筋力ダメージの減少率は88.7%でした。
次は今回の検証で攻撃役に抜擢された孟達です。
最小攻撃力と最大攻撃力を同じにしてダメージがブレないようにしています。
また、この攻撃力でダメージを測定した後、
筋力を変えずに武器の強化などで攻撃力をちょうど1.5倍にして、
攻撃力を1.5倍にする前後でダメージを記録しておきます。
本来副将の攻撃力が1.5倍になっていて防御貫通などのステータスが変わらなければ、
敵に与えるダメージも同じく1.5倍になる仕様となっています。
これは放置少女のダメージ計算式から説明できますが、今回は省略します。
ところが、孟達の攻撃力が1.5倍になってもダメージは1.5倍になっていません。
これは、孟達の攻撃ダメージに筋力ダメージが加わっているためです。
孟達のスキル1は、540%の通常ダメージに筋力値3倍のダメージが加算されるのですが、
筋力は同じままなので、筋力値3倍のダメージももちろん変わりません。
そのため、合計ダメージは1.5倍にならないのです。
しかも、孟達の攻撃力をちょうど1.5倍にしていますので、
通常ダメージと筋力ダメージをそれぞれ計算することができます。
攻撃力を1.5倍にしたときのダメージから元のダメージを引くと、
その差は元の攻撃力による通常ダメージのちょうど半分となります。
このことから、元の状態での通常ダメージは3,068であることが分かります。
また、元のダメージからこの数値を引くことで、
筋力ダメージは22,659であることも計算できました。
孟達の筋力は40,871でしたので、本来なら3倍の122,623となるはずですが、
カエサルの筋力ダメージ減少によってダメージが少なくなっています。
ですが、その減少割合は81.5%となっていることから、
カエサルのステータス画面で確認できた88.7%よりも少なくなっています。
このことからカエサルの筋力ダメージ減少は、
攻撃する副将の物理防御貫通によって減少することが確認できました。
次は、撃砕による影響について検証していきます。
同じ条件での攻撃を、今度は撃砕がついた状態で計算していきます。
元の攻撃力でのダメージは76,435、
攻撃力を1.5倍にした時のダメージは82,078でしたので、
同様に計算すると、通常ダメージは11,286、筋力ダメージは65,149となりました。
筋力ダメージの減少率は46.8%と大きく下がりました。
これは、荊軻による撃砕でカエサルの物理防御力が80%減少し、
そのためカエサルの筋力ダメージ減少率も下がったからだと言えるでしょう。
今回の検証結果をまとめると、カエサルの筋力ダメージ減少率は、
物理防御貫通、撃砕のどちらも影響を受けることが確認できました。
もし最上義光や風魔小太郎といった筋力ダメージをメインに戦う副将を使う場合、
物理防御貫通の宝石を強化することで、カエサルにダメージを通しやすくなります。
また、カエサルには状態異常耐性があるので撃砕を付与しづらいですが、
縁定趙雲などで撃砕を付与することができれば、筋力ダメージをさらに伸ばせそうです。
この仕様がいかせそうな場面はかなり限定されているかと思われますが、
それでも多少はカエサルにつけ入る隙につながるのではないでしょうか。
今回の記事が、少しでも参考になれば幸いです。