https://youtu.be/ZxX8oo0acXQ
今回は、副将が攻撃するときのダメージがどのように計算されるかを紹介します。
難しいことはわからないという場合は、
動画の最後にあるまとめの部分だけを見ていただいてもいいかと思います。
放置少女にはいろんな副将がいて、様々なスキルを使って戦闘を行います。
スキルによって相手にダメージを与えたり味方を回復したりすることができます。
ダメージを与えていき、残りHPがゼロになった副将は撃破されてしまいます。
では、ダメージや回復量はどのように決まるのかご存知でしょうか。
ダメージの種類
ダメージを計算する前に、スキルによるダメージの種類を分類しておきます。
副将の攻撃力によって変化するダメージと、
副将のステータスによって変化するダメージ、
他の攻撃ダメージから算出されるダメージの大きく3つに分けられます。
それぞれをさらに細かく分類していくと、攻撃力によって変わるダメージは
物理ダメージ、法術ダメージ、攻撃力ダメージの3つに分けられます。
スキルで与えるダメージのほとんどは物理ダメージ、法術ダメージのどちらかで、
この2つが一番一般的なダメージとなっています。
ステータスによって変化するダメージにもいくつか種類があり、
筋力、敏捷、知力の基礎ステータスによって変わるダメージや、
残りMP、最大HPによって変化するダメージも存在します。
他の攻撃ダメージから算出されるダメージはスプラッシュダメージと呼ばれていて、
スプラッシュダメージを与える攻撃はスプラッシュ攻撃とも呼ばれています。
また、ダメージの他にHP回復があり、
これは味方に対してダメージを与えるのではなく、
その数値分残りHPを増加させます。
HPの回復量についても攻撃ダメージと同様に計算できるため、一緒に解説していきます。
なお、攻撃時にかかっているバフ・デバフによってもダメージが増減するのですが、
今回の動画では、バフ・デバフの影響は除外して解説していきます。
攻撃力ダメージの計算式
まずは、攻撃力によって変化するダメージから紹介していきます。
攻撃力で変化するダメージは、先ほどお話しした通り3種類のダメージがあります。
そのうち物理ダメージと法術ダメージの方が一般的なのですが、
先に説明しやすい攻撃力ダメージから紹介していきます。
攻撃力ダメージとは、スキル説明文に「攻撃力○○%のダメージ」と記載されたスキルによって与えられるダメージです。
この攻撃力ダメージについては敵の防御力を無視してダメージを与えることが可能で、
カエサルの神髄共鳴スキルで減少できるダメージは、このダメージが該当します。
その計算式は非常にシンプルで、
副将の攻撃力×スキルの倍率によって計算されます。
この種類のスキルでおそらく一番有名なのは姜維のスキル1ですが、
小生は姜維を登用していないため、代わりに祝融で検証します。
祝融のスキル2は敵1名に180%の攻撃力ダメージを与えるというものです。
もし祝融の攻撃力が10万だった場合、10万×180%で18万のダメージを与えることになります。
ちなみに攻撃力は副将の最小攻撃力と最大攻撃力の間で毎回ランダムに決まります。
たとえば祝融の最小攻撃力が9万、最大攻撃力が11万だった場合には、
与えるダメージは16.2万から19.8万の間からランダムに決まることになります。
最小攻撃力と最大攻撃力を同じ数値にしている場合、
本来ランダムで決まる攻撃力も常に一定の数値となります。
先ほどの祝融の場合、最小攻撃力と最大攻撃力を10万で揃えておけば
攻撃力は常に10万になるので、与えるダメージも常に一定の数値となります。
この計算式はHP回復量の計算にも当てはまり、
回復スキルによるHP回復量でも同じ計算式で計算されます。
回復量も副将の攻撃力とスキル倍率を掛け算して計算されます。
攻撃力ダメージと回復スキルに共通している点は、
相手の防御力などに影響を受けないため、計算が簡単な点が挙げられます。
一般的な攻撃スキルと違う分類のダメージではありましたが、
計算が簡単ですので先にご紹介させていただきました。
物理・法術ダメージの計算式①
次はもっとも一般的である、物理ダメージと法術ダメージの計算式をご紹介します。
スキルの説明文に「○○%の物理ダメージ」もしくは「法術ダメージ」と書かれていて、
攻撃スキルのほとんどがこれに該当します。
物理ダメージなのか法術ダメージなのかは副将の職業によって決まっていて、
武将と弓将であれば物理ダメージ、謀士であれば法術ダメージとなります。
また、スキルではない通常攻撃もここに分類されます。
通常攻撃をあえてスキルのように説明するのであれば、
「敵一体に100%の物理もしくは法術ダメージを与える」という感じになります。
このダメージの計算式は先ほどの攻撃力ダメージより複雑になりますが、
基本的な部分である「攻撃力×スキル倍率」の部分は変わりません。
攻撃力ダメージとの違いは、相手の防御力が影響するところにあります。
まずはスキルによるダメージを「攻撃力×スキルの倍率」で計算します。
そのダメージは、敵の防御力・物理防御力・法術防御力によって減少されます。
物理ダメージの場合は防御力と物理防御力によって減少され、
法術ダメージは防御力と法術防御力によって減少されます。
それぞれどれくらいの割合で減少させるのかはステータス画面から確認できます。
例えば今映っているカッシウスによる攻撃ダメージは
攻撃力とスキル倍率をかけると10万×600%で60万となります。
そこから相手の防御力・物理防御力による減少率から計算すると、
魯班へのダメージは143,270、風魔小太郎へのダメージは51,765となります。
実際のダメージとは若干の誤差がありますが、
これはステータス画面で確認できる減少率ではなく、
防御力などから計算された、より細かい数値で計算されているからだと思われます。
物理・法術ダメージの計算式②
ただし、戦闘でのダメージ計算はもう少しややこしくなります。
というのも、実際のダメージ計算では防御貫通の数値が影響してくるからです。
実は先程のカッシウスは防御貫通・物理防御貫通がどちらも0だったので、
相手のステータス画面から確認できたダメージ減少率を使って計算できました。
ですが、実際には攻撃する副将の防御貫通によって敵の防御力を減少させて、
小さくなった防御力から計算されたダメージ減少率を使って計算されます。
例えば先ほど攻撃力ダメージの検証で活用した祝融ですが、
スキル1によるダメージは一般的な物理ダメージになっています。
ダメージを計算する時には相手の防御力と物理防御力の影響を受けますが、
防御力は祝融の防御貫通によって12.1%少ない数値で、
物理防御力も物理防御貫通によって15.9%少ない数値でダメージ減少率を計算し直し、
そこから最終的なダメージが計算されます。
防御力からダメージ計算率を計算する方法はまだ完全には解明できていないのですが、
その部分については分からなくても特に問題ないと思います。
ここで把握してもらいたい内容を簡単にまとめると、
攻撃側は攻撃力・スキル倍率・防御貫通が高いほどダメージが大きくなります。
防御側は相手の攻撃によって物理防御力か法術防御力のうちどちらかが計算に使われ、
その数値と防御力が高いほどダメージが小さくなります。
最低限これくらいが分かっていれば困ることはないと思います。
他のダメージの種類について
他にもいろんな種類の攻撃がありますが、
基本的には今までに紹介した計算式が基準となってきます。
ダメージの種類によって相手の防御力がダメージに影響するかが変わりますが、
防御無視のダメージであれば計算した数値がそのままダメージになりますし、
そうでなければ相手の防御力によって減少させた分がダメージになります。
元のダメージを計算する方法はダメージの種類によって変わりますが、
基本となる計算式が分かっていれば、こちらについても理解しやすいと思います。
会心(クリティカル)について
最後に、クリティカルについて解説します。
多くのスキルでは会心攻撃が発生することがあります。
通常のダメージであれば赤色の数値で表示されるのですが、
クリティカルが発生した場合は、少し大きめの黄色い数字で表示されます
会心はクリティカルと呼ばれることもありますが、
その発生確率は会心値、敵の根気値、レベル差などによって変化します。
会心の発生確率については検証が非常に難しそうですので、
今回は会心の発生率には触れず、会心によるダメージのみを紹介していきます。
副将にはそれぞれ物理会心ダメージ、法術会心ダメージというステータスがあり、
職業によって片方だけがダメージ計算に使用されます。
武将もしくは弓将の場合は物理会心ダメージ、
謀士の場合には法術会心ダメージが計算式に使用されます。
使用されないほうのステータスは、どれだけ高くしても一切影響がありません。
例えば謀士の場合、指輪の伝説神器で物理会心ダメージを上げても無駄になります。
話がそれてしまいましたが、攻撃で会心が発生した場合に与えるダメージは、
本来与えるダメージに会心ダメージの倍率を掛け算した値になります。
例えば祝融のスキル2によるダメージが18万で会心ダメージが150%だった場合、
会心が発生した時のダメージは18万×150%で、27万となります。
会心ダメージが170%であれば306,000となります。
会心ダメージが250%だった場合には計算上45万になるはずなのですが、
実際のダメージは449,999となっています。
これはバグではなく、プログラムで数値を計算する時の仕様が関係すると思われますが、
このあたりの仕様については別の機会に解説したいと思います。
パッシブスキルや装備などによる補正がない場合の会心ダメージが150%ですので、
クリティカルが発生した場合、最低でもダメージは1.5倍になります。
会心ダメージが高いとクリティカルが発生したときのダメージも大きくなるので、
会心を出しやすい副将であれば、特に会心ダメージも強化したいところです。
また、最近のアップデートにより、会心ダメージ耐性が追加されました。
これは攻撃してくる副将の会心ダメージを一時的に減少させるステータスです。
例えば相手の会心ダメージが250%でこちらの会心ダメージ耐性が60%だった場合、
クリティカルが発生した時のダメージは190%として計算されます。
ただし、会心ダメージの最低値は150%となっていますので、
どれだけ会心ダメージ耐性で倍率を下げても150%以下にはならないようです。
今回のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は放置少女におけるダメージの計算方法について紹介しました。
正直なところ、計算式をそのまま覚えたり実際に計算できたりする必要はありません。
最低限理解していただきたい内容としては、
物理ダメージか法術ダメージかは攻撃する副将の職業で決まる
攻撃力は最小攻撃力と最大攻撃力の間から毎回ランダムで決まる
与えるダメージは攻撃力とスキル倍率に比例する
クリティカルの時は会心ダメージの倍率が掛け算される
防御無視ダメージではない場合、
防御貫通系ステータスが高いほど与えるダメージも大きくなる
防御力系ステータスが高いほど受けるダメージは少なくなる
こういったところになります。
これが分かるだけでもゲームの仕様はかなり理解しやすくなると思います。
たとえば副将のスキルが高火力かどうかはスキルの倍率から判断できますので、
スキルの倍率や攻撃回数を比較することで、
新しい副将でも火力を出せる副将なのかを判断しやすくなったり、
登用している副将でより高いダメージを出すための指標になったりというように、
参考にできる場面はいろいろ登場します。
難しい部分は覚えなくても大丈夫です。
どんな仕様かをなんとなく知っておくだけでも便利になるでしょうから、
今回の動画で、少しずつでもいいのでダメージ計算について把握していきましょう。