放置少女

【放置少女】命中と回避について解説します

 放置少女の命中と回避について

今回は、副将のステータスの中で特にわかりづらい、
命中と回避について解説していきます。

命中・回避の基礎知識

まずは、放置少女における命中率について紹介していきます。
攻撃が命中するかどうかでダメージを与えられるかが変わりますが、
命中率に影響するのは副将の命中値と回避値、
攻撃側と防御側のレベル差とバフ・デバフに影響されます。
では、具体的にどのように計算されているのでしょうか。

まずは基本的な仕様からご紹介します。
攻撃側と防御側で同じレベルだった場合、
命中率は100%プラス攻撃副将の命中率から防御側の回避率を引いて計算されます。
たとえば攻撃側の命中率が31.6%、防御側の回避率が65.7%の場合、
攻撃する時の命中率を計算すると65.9%となります。
この状態で511回攻撃を行なったところ、319回命中しました。
実際の命中率は64.8%となり、計算した数値とそれなりに近い値となりました。
仮に攻撃側の命中値と防御側の回避値が同じだった場合には、
防御側は一切回避することができず、攻撃がすべて命中することになります。
試しに同じレベルの相手に何度も攻撃して検証してみましたが、
命中率のほうがわずかに高い状態で攻撃した場合、
500回以上攻撃を繰り返しても攻撃が外れることはありませんでしたが、
それに対し、回避率のほうがわずかに高い状態で攻撃すると、
何度か攻撃しているうちにミスが発生することを確認できました。

攻撃側と防御側のレベルが違っている場合、
レベルが高いほうの副将に命中率・回避率のボーナスが加わります。
レベルが高い副将への攻撃は当たりづらく、
レベルが高い副将からの攻撃はかわしづらくなります。
レベルと命中率・回避率の関係は正確に検証するのが非常に難しいので、
今回の解説では省略させていただきます。
レベルが高いほど命中・回避ともに有利になるとだけ覚えておけば大丈夫です。

攻撃側の命中率が相手の回避値より高い場合には100%を上回るので、
同レベルの相手であれば攻撃はかならず命中することになります。
ただし、相手のレベルが自分より高い場合、
レベル差による補正によって、命中率は下がっていきます。
レベル差で下がっても命中率が100%以上であれば攻撃は外れませんが、
レベル差がかなり大きい場合、
命中率が下げられて100%を下回ってしまうとミスが目立つようになります。

また、命中率に影響するスキルもあります。
韓当や前田慶次といった、攻撃がかならず命中するスキルを持つ副将や、
出雲阿国のUR閃アバターに限定されますが、命中率が上がるスキルも存在します。
他にも残影や盲目といった回避率を上昇させるバフやデバフもありますし、
狂乱状態になれる副将であれば、狂乱状態での攻撃はすべて必中となります。
こういったスキルを使うことで命中率の補正を受けながら戦うこともできます。

回避率と残影・盲目

次に、残影と盲目の比較をしていきたいと思います。
残影と盲目はどちらも相手の命中率を下げる効果をもちますが、
それぞれで得られる恩恵は、実はかなり違ってきます。
その要因となるのは次の2点で、
ひとつはバフかデバフかの違い、
もうひとつは影響するのが割合かステータスかの違いです。

まずはバフかデバフかの違いについて紹介します。
残影は自身の回避率を上昇させるバフですので、
相手の命中率を下げるのと同じ効果が得られます。
バフは攻撃される前に付与しておくことで効果を発揮しますので、
応援で出てくる敵の攻撃に対しても残影の効果を受けることができます。
それに対して、盲目は敵の命中を下げるデバフですので、
攻撃される前に、あらかじめ相手に盲目を付与しておく必要があります。
応援で出てくる副将に対して事前にデバフをかけることはできませんので、
応援で出てくる副将のスキル1に対抗することができません。
敵の主力に盲目を付与しておくことで、
味方の応援で出てくる副将にも恩恵を受けることもできますが、
基本的には相手応援のスキル1にも対抗できる残影の方が優秀だとされています。

もう一つは命中率にどう影響するかの違いです。
残影は回避率を上昇させることで実際の命中率を下げるのですが、
盲目は相手の命中値を下げることで実際の命中率を下げる効果となっています。
ここで注目すべきなのは盲目が下げるステータスで、
命中率を下げるのではなく、命中値のステータスを下げています。
例えば馬超の盲目は相手の命中値を80%下げる効果がありますが、
これは命中率ではなく命中値を下げているため、
効果量は80%と非常に大きく見えますが、
実際に下がる命中率はそこまで大きくはありません。
では、命中値が80%下がるとどれくらい命中率が下がるのでしょうか。

命中値と命中率はこのような式で計算できると思われるのですが、
この式が正しいと仮定すると、盲目80%によって下がる命中率は、
最大でも38.2%という計算結果となります。
たとえ80%の盲目でも、命中率の低下は40%に届かないという結果でした。

以上の2つの点から、基本的には盲目よりも残影のほうが優秀だと言われています。
URでの張宝が付与する残影の回避率が40%ですので、
盲目を付与するよりも張宝で残影を付与する方が効果的と言えるでしょう。
張宝のUR閃アバターであれば、さらに高い回避率が期待できるようになります。

回避率の限界

ここまで命中率・回避率についていろいろ紹介しましたが、
最後に少し残念な仕様をお伝えします。
過去にインターネットで調べ物をしているときに目にしたのですが、
以前とあるプレイヤーが運営に問い合わせをしたところ、
回避率をいくら高くしても命中率がゼロにはならず、
最低でも命中率は10%より低くならない仕様だという返答があったそうです。
小生が問い合わせをしたのではないですし、ネットの記事も過去のものなので、
本当に命中率がゼロにならないのかどうかは確証がありません。
そこで、現在でも命中率がゼロにならないかどうかを実際に検証してきました。

検証の条件として、レベル194の王貴人にご協力いただき、
残影で回避率を100%上昇した状態で検証しました。
攻撃するのは小生の陣営にいる曹植で、命中率は31.6%。
対する王貴人はもともとの回避率が79.7%。
この時点で命中率はおよそ48%ですが、
さらにレベル差が26もあるためただでさえ攻撃は当たりません。
そしてダメ押しで魂奪10ターンの状態で残影を付与することで、
回避率が100%上昇した状態となっています。
これで文句なしの命中率ゼロ状態となりましたので、
これで曹植の攻撃が一切当たらないのかどうかを確認しました。

実際に何度も攻撃を繰り返したところ、
確かに曹植の攻撃は全然当たりませんでした。
しかしながら、何度も攻撃を繰り返していると、
曹植の攻撃が命中することが何度かありました。
試しに101回攻撃をしてみたところ、13回命中しましたので、
どれだけ回避率を高くしても命中率は10%以下にならないのは正しそうです。
検証回数が少ないので10%という数値には確証が持てませんが、
少なくとも命中率がゼロにならないのは間違いなさそうです。
このことから、王貴人や司馬昭で100%以上の残影を付与しても、
敵の攻撃が絶対に当たらない、というようなことは残念ながらできないみたいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は命中や回避についてのあれこれを紹介しました。
小生のまわりでも回避についてあまり分かっていない人が多かったので、
時間はかかりましたが今回検証させていただきました。
命中率や回避率について正確に検証するのは非常に困難ですので、
今回小生が紹介した情報が100%正しいとは限りませんが、
なんとなくどんな仕様になっているかを把握することはできるかと思います。
さらに時間をかければもっと深く検証できる部分ではありますが、
今回はこれだけ知っていれば充分という範囲を紹介しました。
もし他にもこんなことが知りたいという希望がありましたら、
ぜひコメント欄で教えていただければと思います。

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