暴走について
今回は、有益状態の1つである「暴走」について紹介します。
暴走は攻撃力が大きく上昇することが特徴のバフです。
攻撃力が上昇するバフは暴走のほかに
奮起、鼓舞、畜力、七星、祝福がありますが、
その中でも暴走が一番大きく攻撃力が上がります。
その要因としては、攻撃力以外のステータスも上昇する他のバフと違い、
暴走によって上昇するステータスが攻撃力しかないためです。
また、暴走には受けるダメージが増加してしまうデメリットもありますが、
その分攻撃力が大きく上昇する、火力に特化した有益状態となっています。
暴走による攻撃力の上昇量
では、暴走のバフがつくことでどれくらい攻撃力が上昇するのでしょうか。
代表的なスキルを見ながら確認していきたいと思います。
暴走を使える副将のなかで一番有名なのはおそらく胡喜媚だと思われます。
胡喜媚は味方2名に暴走を付与することができます。
暴走を付与する副将のスキルによって上昇する攻撃力の倍率は異なりますが
胡喜媚が付与する暴走によって上昇する攻撃力は100%、
ほかの副将でも100%から120%が多くなっています。
基準となる攻撃力は100%ですので、
暴走が付与されると攻撃力は2倍かそれ以上になります。
攻撃力が上昇するほかのバフでは高くても50%前後しか上昇しないので、
特に攻撃力が大きく上昇することがわかると思います。
暴走を付与できるサポーター
この暴走状態を味方に付与できるという点で胡喜媚が非常に高く評価されています。
自身に暴走を付与できる副将の場合は恩恵を受けることができませんが、
それ以外の副将は暴走によって火力を2倍にすることができるため
戦役などでの火力を大きく引き上げることが可能です。
このとき暴走による火力上昇は胡喜媚の育成度合いに一切影響しないですので、
胡喜媚は登用だけして、育成や装備の準備をしていなくても
主力の火力アップにしっかり貢献していくことが可能です。
同じく味方副将に暴走を付与できる副将には曹植がいますが
曹植が暴走を付与できる副将は1名だけで、
その対象も残りHPが一番少ない味方ですので
付与したい相手を狙って暴走を付与することがかなり難しくなっています。
UR・UR閃のどちらでも暴走によって上昇する攻撃力は100%ですので
バフ役として使う場合は曹植をURのまま止めていてもいいかと思いますが、
バフ役としてはかなり使いづらいことには注意しておきましょう。
暴走のデメリット
暴走は攻撃力が大きく上昇するバフではありますが、
受けるダメージが増加するというデメリットが存在します。
増加するダメージの割合はスキルによって変わりますが、
基本的には10%から20%受けるダメージが上昇します。
10%であればそれほど大きなダメージ上昇量ではないですが、
20%上昇すると負担は地味に大きくなってきます。
増加するダメージは通常の物理・法術ダメージだけでなく
攻撃力ダメージなどの防御無視ダメージも増加してしまうので、
暴走があるせいで撃破されてしまうというケースも発生する可能性があります。
ちなみに気盾による転嫁ダメージは援護で減らすことが可能なのですが、
暴走が付与されていてもなぜか転嫁ダメージは増加しないようです。
援護でダメージカットされるのに暴走のダメージ増加を受けない挙動は
バグの可能性もある不思議な動きですが、
気づいた運営さんが知らないうちに修正する可能性もありますので、
あまり気にしないようにしていてもいいかと思われます。
暴走の注意点
また、暴走には受けるダメージの増加以外に注意点があり、
受けるダメージは一通り増加してしまうのに対して
与えるダメージがすべて2倍になるわけではない点には注意が必要です。
暴走によって増加するのはあくまでも攻撃力ですので、
一般的な物理・法術ダメージや攻撃力を基準に与える防御無視ダメージは増加しますが、
筋力値などを基準にする防御無視ダメージや、HPダメージ・MPダメージは
攻撃力が影響しないので、暴走を付与していてもダメージが増加しません。
特に対人戦において大きな効果を発揮する防御無視ダメージのなかでも
カエサルや最上義光のような副将が使う筋力値ダメージの部分には
暴走による攻撃力増加が影響しない部分となっています。
筋力ダメージ以外の物理ダメージは暴走によって増加しますので
戦役やボス戦では大きな効果が得られるかと思いますが、
対人戦ではそれほどダメージが伸びないというケースも多く発生しますので
その点には注意しておくようにしましょう。
暴走のまとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はバフの1つである暴走について紹介しました。
暴走は副将の攻撃力を大きく上昇させることができますので
戦役やボス戦を大きく進められる可能性を秘めた有益状態です。
それだけ胡喜媚が重宝される副将であることはもちろんですが、
自身に暴走を付与できる副将は暴走を活かした高火力が特徴となります。
暴走のメリット・デメリットを把握して
しっかり活用してあげてほしいと思います。