https://youtu.be/RrJth8AStTQ
今回は、新しく実装されたUR閃の副将、竹中半兵衛について解説していきます。
竹中半兵衛のスキル1は、最大攻撃力がもっとも高い敵に600%の4回攻撃をおこない、
さらに100%の確率で敵を虚弱状態にします。
もともと攻撃対象が虚弱状態だった場合、虚弱の効果を10%増加させます。
この効果で虚弱の攻撃力を下げる効果を最大90%まで強化することができます。
攻撃力を90%減少させるには、竹中半兵衛以外の副将で敵を虚弱状態にしておき、
竹中半兵衛が4回ともその敵を攻撃することで実現可能です。
そのため、他に虚弱を使う副将と組み合わせて使う場合でも、
竹中半兵衛を後に出すようにすれば、相殺効果は発生しづらくなります。
虚弱を付与できるほとんどの副将は、敵4名や敵6名のように複数の敵を攻撃しますが、
竹中半兵衛のスキル1は、連続攻撃で攻撃力がもっとも高い敵を狙っていきます。
敵が単体の場合や単騎特化で育成している場合は、その副将の攻撃力を大きく下げていきます。
複数の敵が同じような攻撃力だった場合には、虚弱の付与で一番攻撃力が高い敵が変わるため、
敵陣営の最大火力を、状況に合わせて下げていくことができるようになっています。
これは他の副将にはできない、竹中半兵衛だけが可能な挙動となります。
注意点としては、攻撃が命中しなかった場合には、虚弱を付与することができません。
検証できていませんが、攻撃力を追加で下げる効果についても、
命中しないと不発になるものと思われます。
また、すでに虚弱状態の敵を攻撃した場合は、攻撃力をさらに減少させるだけで、
虚弱の持続ターンはもともと付与されているターンのままになります。
残り1ターンの状態で攻撃しても、虚弱を延長させることはできません。
攻撃したあと、自身に残りMP×30倍の影甲を2ターンの間付与します。
後述しますが、竹中半兵衛にはMP×300倍のパッシブスキルがあるので、
影甲の強さとしては、左慈や貂蝉、荀攸には及ばないものの、
武田信玄や沮授と同様の効果量になります。
竹中半兵衛は影甲と同時に敵に虚弱をばら撒いていくため、
影甲と虚弱の相乗効果で、かなり耐久面は強くなりそうです。
難点としては、影甲・虚弱のどちらも2ターンしか持続しないため、
スキルを使うタイミングによっては、効果の切れ目に攻撃されやすくなってしまいます。
また、虚弱を付与する攻撃は4回なので、
5名以上の陣営に対しては虚弱を付与できない相手がどうしても出てきてしまいます。
闘技場や訓練所などで、敵が5名とも攻撃力が高いような場合では、
攻撃力を下げられない敵が残ってしまうため、どうしても苦手な場面となります。
スキル2では、敵6名に対して680%の法術ダメージを与え、
残りMP×35倍分のダメージを追加で与えます。
さらに敵が虚弱状態だった場合、ダメージが倍になります。
また、敵を撃殺しするたびに残りHP割合が低い味方に対して、
デバフを1つ解除した後にその副将のHPを30%分回復させます。
回復する対象に流血が付与されていた場合でも、デバフ解除で流血が解除されれば、
しっかりとHPを回復してくれる部分は優秀です。
しかし、デバフが複数付与されていて、流血以外のデバフが解除されて流血が残った場合、
HPを回復することはできないので、一応注意しておきましょう。
竹中半兵衛のパッシブスキルを見ていきます。
攻撃力と最大HP以外に上昇するステータスは、
命中値、防御貫通、法術防御貫通、体力値、最大MP、状態異常耐性が上昇します。
命中値の上昇は筋力を優先しないので命中を上げづらい謀士にはありがたく、
攻撃を外すと虚弱を付与できない部分をしっかりとフォローしてくれます。
また、最大MPも多めに上昇するので、スキル1の影甲、スキル2の残りMPダメージ、
その両方をしっかり強化してくれます。
状態異常耐性が75%上昇する点も、虚弱や影甲のターンが短い竹中半兵衛にとって、
眩暈などで足止めされて、影甲が切れたタイミングに攻撃されて、
スキル2を発動する前に落とされてしまう状況を回避しやすくなります。
竹中半兵衛は、虚弱を付与できる副将との相殺効果が少なく、相乗効果が特に大きい副将です。
一般的には、同じデバフを付与できる副将同士では相殺効果が発生しやすくなります。
例えば白起とナタを例にしてみると、白起が事前に敵陣営に撃砕を付与したとしても、
もともとナタは自分で撃砕を付与してから攻撃できるため、
白起が撃砕を付与する効果は無駄になってしまいます。
ところが竹中半兵衛の虚弱は、他の副将が事前に虚弱を付与していた場合、
虚弱で下がった攻撃力をさらに下げる追加効果があるため、
他の副将で虚弱を付与することが、一切無駄になりません。
仮に敵3名を虚弱にする副将と組み合わせた場合、
攻撃力が高い敵に虚弱が付与されていない場合は、その敵を優先して虚弱を付与できます。
攻撃力が高い敵に虚弱が付与されている場合でも、まだその副将が一番攻撃力が高ければ、
さらにその副将を狙い、さらに攻撃力を下げていくような挙動をしてくれます。
また、竹中半兵衛のスキル2は虚弱を付与した相手に対してダメージが倍になるので、
竹中半兵衛で付与できない副将にも虚弱を付与しておけば、
スキル2の火力をさらに引き上げることができます。
また、2名がかりで虚弱を付与できなかった副将がいたとしても、
その副将はそれほど育成されていない状況であることがほとんどですので、
スキル2のダメージ倍増を発生できなくても、撃殺は充分に狙っていけると思います。
注意点としては、竹中半兵衛のあとに虚弱を付与できる副将を登場させても、
虚弱の重ねがけができず無駄になる場合が多いことです。
虚弱を付与できる副将と組み合わせる場合は、
かならず竹中半兵衛があとから行動するように、陣営を調整するようにしましょう。
虚弱を使う副将で特に相性がいいのは、張遼です。
張遼は攻撃力が高い敵4名に対して、4ターンの虚弱を付与します。
張遼が敵の主力に虚弱を付与し、竹中半兵衛が虚弱の効果を強化していくことで、
敵主力に対して4ターンの強力な虚弱を付与できるので、
敵の主力が2回目のスキル1を発動させるまで、強力な虚弱状態を持続させることができます。
デバフを解除されてしまうと厳しいですが、
強力な虚弱のコンボを狙っていくことができると思います。
相殺効果がある副将としては、味方に影甲を付与する副将が挙げられます。
同じターンのバフを重ねがけすると、後から付与するバフで上書きされてしまうため、
他の副将で影甲をかけると、竹中半兵衛が自分にかけた影甲が無駄になってしまいます。
特に蔡文姫の場合、竹中半兵衛の影甲を蔡文姫の影甲で上書きしてしまうと、
影甲で吸収できるダメージ量が大きく減少してしまいますので、
同時に採用するのはあまりおすすめできない組み合わせとなります。
竹中半兵衛が苦手とする相手としては、
デバフに耐性がある副将、バフ解除ができる副将、
そしてステータス基準の防御無視攻撃をしてくる副将が挙げられます。
特にデバフ耐性がある副将の場合、その副将に虚弱が付与できないだけでなく、
虚弱を付与できないせいで攻撃力が一番高い副将が変わらなくなるため、
攻撃対象を変えて他の副将に虚弱を付与することもできなくなります。
また、ステータス基準の防御無視攻撃、例えば筋力を基準とする最上義光のような場合、
虚弱で攻撃力を下げても、防御無視攻撃のダメージは下がりません。
その分影甲を突破されてしまうリスクは高くなるので、注意が必要です。
いかがでしたでしょうか。
新しく実装された竹中半兵衛をご紹介しました。
いわゆる壊れという性能の副将ではなさそうですが、
今までと違った虚弱の使い方ができるので、非常に面白そうな副将だと思います。
特別火力が高いわけではありませんし、虚弱のデバフを中心に戦う副将ですので、
万人におすすめしやすい副将というわけではありません。
特に最上義光やナタに対しての立ち回りが苦手という点が厳しいですが、
興味がある人は登用して、活躍させてあげてほしいと思います。